銀天街に「ダウンタウン・ドーナツ」 県産素材にこだわったドーナツ5種を販売


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銀天街にドーナツ専門店「ダウンタウン・ドーナツ」をオープンした石原大輝さん=3月21日、沖縄市照屋

 【沖縄】沖縄市照屋の商店街「銀天街」に3月21日、ドーナツ屋「ダウンタウン・ドーナツ」が開店した。同市出身の店主・石原大輝さん(35)が、かつて祖父の昌行さんが商店街で営んでいた「石原書店」の隣の店舗にオープン。石原さんは「地元の若者が沖縄市で働きたいと思える場所をつくりたい」と意気込む。

 フリーランスのソムリエとして活動する石原さん。昨年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でホテルやレストランでの仕事が大幅に減った。空いた時間に銀天街に立ち寄ってみると、アーケードの撤去作業が進められていた。母に連れられて商店街を訪れた記憶がよみがえり「寂しさがこみ上げてきた」という。

 これまで県外や市外で働いてきたが、この日を境に、地元・沖縄市の魅力に気付き、商店街での出店にこぎ着けた。県産の食材にこだわったドーナツは全5種類。季節ごとに新作を販売する。

 沖縄市照屋1の14の15。午前11時~午後5時(売り切れ次第終了)。火曜、水曜定休。詳細はインスタグラムでも確認できる。