多良間村長選 新人の古謝氏が出馬を正式表明 現職と一騎打ちへ


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古謝政一氏

 【多良間】任期満了に伴う6月20日投開票の多良間村長選に向け、新人で前村税務会計課長兼会計管理者の古謝政一氏(62)が10日、同村塩川集落センターで会見し、出馬を正式に表明した。古謝氏は村政刷新を掲げ「住みたい島、住んで良かった島づくりに取り組む」と述べた。村長選には、現職の伊良皆光夫氏(65)も出馬を表明しており一騎打ちとなる見通し。

 古謝氏は村政運営について「限られた資源を効率的に活用することが必要だ」と強調した。職員資質向上と財政基盤確立などを村政運営の柱に据え「最小経費で最大成果を上げる組織をつくり、最大限の市民サービスを目指す」と語った。

 古謝氏は1959年4月3日生まれ。村字仲筋出身。88年に多良間村役場採用、観光振興課長や税務会計課長兼会計管理者を歴任。2020年3月に定年退職。