重・中量級で全島一決定戦 春の全島闘牛大会を開催 来月9日、石川ドーム


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 【うるま】県闘牛組合連合会(幸地政和会長)は10日、第114回春の全島闘牛大会(主催・県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)を5月9日に開催すると発表した。会場はうるま市石川多目的ドーム。新型コロナウイルス感染症対策で入場者数を制限する。

 来場者にはマスク着用を呼び掛けるほか、会場での飲食や物品販売はない。試合中、場内に入れる勢子(せこ)の数も制限する。

 チケットは前売り制で24、25の両日、午後3時から同5時に石川多目的ドーム発券所で販売する。両日500枚限定で、1人2枚まで購入できる。

 取組についての番付編成会議をうるま市地域センター舞天館で同日に開き、各闘牛組合長、牛主、役員など関係者が出席した。

 春の全島闘牛大会はうるま市石川多目的ドームで午後1時から。取組は10組。都合により全島一牛が不在となっている階級は、重量級と中量級。このため、重量級全島一決定戦(県知事杯)は、6連勝無敗のイーグル王と、2連勝の若手有望牛闘勢琥珀が対戦する。

 中量級全島一決定戦(うるま市長杯)は、7連勝無敗の赤番頭対2連勝の若手新鋭牛勝進嵐千月吽で争う。軽量級全島一決定戦(新報社長杯)は、現在全島一牛の猛牛ファイテング大吉に対してベテラン牛の石山聖宝志みおりが挑む。

 なお、軽量級、中量級については、関係者立ち会いの下、4月3日に体重測定した結果、異常無しだった。

(平川康康宏通信員)

中量級全島一決定戦の伊波未来さん(左)と新垣千月さん
重量級全島一決定戦の喜友名勇人さん(左)と平良恵さん
軽量級優勝旗争奪戦の我如古満さん(左)と古謝みおりさん