隠れ家のような料理店は「小さな植物園」 東村の「森のふくろう」


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
庭園を紹介する比嘉時子さん(左)、糸数こずえさん=3月20日、東村の「森のふくろう」

 【東】東村の緑豊かな奥地にたたずむ隠れ家のような小料理店「森のふくろう」で、季節の花と小鳥のさえずりが訪れる人の目を楽しませている。

 有銘川の砂防ダムそばにあり、川沿いに約80本の桜、メイフラワー、エゴノキ、庭園にはガニラン、ツバキ、バラ、バンマツリやユリ、花王(ボタンの種類)、エビネなどさまざまな季節ごとの花が1年を通して見られる穴場として、食事をしながら癒やしを求めて訪れる人も多い。

 「小さな植物園」さながらの庭園を管理しているのは店主の比嘉時子さん(72)と娘の糸数こずえさん(48)。比嘉さんは「楽しみながら手入れをしている」とほほ笑んだ。4月はカクチョウランが見頃を迎え、5月になると蛍の“イルミネーション”も楽しめる。
 (安里郁江通信員)