瀬底小にガジュマルの家 創立130周年事業で完成「憩いの場に」


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ツリーハウスが完成し喜ぶ関係者=3月21日、本部町立瀬底小学校

 【本部】本部町立瀬底小学校(島袋ゆかり校長)で、同校創立130周年記念事業の一環として取り組んでいた学校正門近くのガジュマルの木を利用して作ったツリーハウス(木の家)が3月下旬、完成した。

 2月28日から取り掛かり保護者や有志、学校の職員らで休日に製作した。大きさは縦4メートル、横4メートル、高さが2メートルの大きさで材料は木材や板を利用した。周辺にはブランコ、テーブル付きベンチも設置した。

 島袋校長は「子どもたちにも喜ばれている。保護者や瀬底ムンジュル会(老人会)、地域の方々の憩いの場にもなりそうだ」と期待を込めた。

 同校の記念事業は雲梯(うんてい)、砂場、夢の記念碑などの整備で、全て完了した。仲田文一期成会長は「学校、PTA、地域の連携がよかった」と喜んでいた。
 (上間宏通信員)