「ひなん橋」渡り初め 災害時にも利用 恩納・名嘉真


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
「ひなん橋」完成で渡り初めをする関係者ら=3月28日、恩納村の名嘉真区

【恩納】恩納村の名嘉真区に完成した「ひなん橋」の渡り初めが3月28日、小雨が降る中、規模を縮小して行われた。橋のたもとの関係者が見守るテントの前で、恩納村の長浜善巳村長、名嘉真区の我那覇強区長、同区の奥間政英評議員議長の3人がテープカットした。渡り初めは前区長の仲嶺真武さんと仲田豊村議会議員も加わり、パトカーを先導に5人で行われた。

 この橋は名嘉真川に架かる2番目の橋で、地域の人たちの強い要請もあり、3年かけて完成した。この橋を渡ると、2017年10月に完成した高台にある名嘉真区多目的施設へつながる道に通じる。

 我那覇区長はあいさつで「区民が待ち望んでいた橋が完成し、津波などの災害時の避難橋として役立つ。区民の皆さんには普段も大いに利用してほしい」と話した。
 (小山猛三郎通信員)