本部産アセロラとカーブチー果汁の新アイス 甘酸っぱく、後味さわやか


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 【本部】本部町(平良武康町長)とフォーモストブルーシール(浦添市、山本隆二社長)、沖縄美ら島財団(本部町、花城良廣理事長)は19日、本部町産アセロラとカーブチー(沖縄青みかん)の果汁を使ったアイスの新商品「やんばるダブルシャワー」を発表した。アセロラの鮮やかなピンク色とカーブチーの暖かみのある黄色のアイスクリームで、甘酸っぱく、後味のさわやかさが特徴的。沖縄美ら島フードサービスと協力し、本部町の観光地やホテルなどを中心に販売する。発売日の26日に、もとぶかりゆし市場で先着100人に無料提供する。売り上げの一部は、子ども・子育てゆいまーる基金に寄付する。

 アイスは勝山シークヮーサー(本部町)のカーブチー、アセローラフレッシュ(同)などのアセロラの果汁を、1個あたり2%ずつ使用する。シングル・レギュラーサイズが税込み350円から(店舗によって異なる)。3万個の販売を計画している。

 新商品発表会でブルーシールの山本社長は「次世代に貴重な農作物を継承していけるよう、自治体と積極的に協力していく」と語った。

「やんばるダブルシャワー」をPRする平良武康本部町長(左端)、フォーモストブルーシールの山本隆二社長(左から2人目)と荒木定明会長(同3人目)、沖縄美ら島財団の花城良廣理事長=19日、本部町役場