選択的夫婦別姓の実現を県議会に要請 県女団協、クオータ制も求める


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赤嶺昇県議会議長(左から4人目)に要請文を手渡す与那嶺清子会長(同5人目)ら県女性団体連絡協議会のメンバー=20日、県議会議長室

 県女性団体連絡協議会の与那嶺清子会長らは20日、県議会に赤嶺昇議長を訪ね、女性の地位向上のための選択的夫婦別姓制度の実現や、議会の議席・候補者の一定割合を女性とする「クオータ制」の早期導入などを求める要請文を手渡した=写真。県議会は陳情として受け付けた。同会は今後、県知事や県議会各会派にも要請する。クオータ制では、国会で男女どちらの性も40%を下回らないことなどを求めた。

 赤嶺議長は「大きな陳情だ。議会でしっかり審議したい」と述べた。