桃原さん(美里中)絵はがき優秀賞 海洋の夢絵画部門  「ジブリで働く」夢へ前進


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 【沖縄】海についての夢をテーマに、小学生がはがきに絵やアイデアを描く「第23回JAMSTEC海洋の夢コンテスト」(国立研究開発法人海洋研究開発機構主催)の絵画部門の優秀賞に、沖縄市の桃原蓮さん(12)=美里中1年=の作品「しんかい」がこのほど選ばれた。同コンテストの絵画部門の優秀賞は全国で1人のみで、沖縄からの選出は11年ぶり。

創立50年を迎えた国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC、横須賀市)が今回設定したテーマは「50年後の海」。美里小6年の時に特別支援学級の教師に勧められて応募したという桃原さんは、空想上の潜水艦や深海魚、古代の節足動物に似た生物のほか、建物など複雑なイラストを約2時間で絵はがきに描き込んだ。
 美術部に入部予定だという桃原さんは「将来は宮崎駿さんのようになりたい。夢はスタジオジブリで働くこと」と目を輝かせた。
 JAMSTECによると、コンテストには全国から絵画、CG、アイディアの3部門で計1万9025点の応募があった。

JAMSTEC主催「海洋の夢コンテスト」の絵画部門で優秀賞を受賞した桃原蓮さんの作品「しんかい」
桃原蓮さん