琉球新報社 
浦添市仲西の国道58号から一本中に入った住宅街の一角にたたずむサンドイッチ専門店「ベジタル サンドイッチ」。肉厚ならぬ“卵厚”なエッグサンドに定番のBLTサンド、体に優しいアボカドトマトサンドなどメニューは60種類以上と豊富。一口頬張れば、自家製のこだわりマヨネーズの風味豊かでコクのある甘さとうま味が口いっぱいに広がる。味だけではなく、見た目もおしゃれで、インスタ映え間違いなしだ。
「ベジタル サンドイッチ」は元々、那覇市泉崎の「琉球地鶏バル やきとり 白鳥（すわん）」の一部を間借りする形で店を構えていた。テークアウト専門ながら女性客を中心に人気を呼び、18年には県内飲食店による卵料理の頂点を決める「EGG1グランプリ決定戦」で、店一押しの卵サンドが準グランプリに輝いた。
その後、オーナーの福地勇治さんは地元の浦添で商売したいと思い昨年8月に今の場所に移転した。一方通行の路地に面し、立地は良くないが「コロナ禍の今、客を待っている時代ではない」と配達にも力を入れる。
食材は全て手作りで冷凍食品は一切使用しないこだわりぶり。自家製マヨネーズは県産卵をふんだんに使った「無添加」マヨネーズ。商品のコンセプトは「翌日もおいしく食べられるサンドイッチ」だ。
営業時は午前8時からでラストオーダーは午後7時半。配達可能時間は午前10時～午後7時半。店内での飲食も可能。問い合わせは（電話）098（800）2527。
（吉田健一）
