バレー元日本代表の座安琴希が引退発表 リオ五輪に出場


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Vリーグ女子1部の久光で昨シーズン、チーム在籍最長でけん引した座安琴希(提供)

 バレーボールVリーグ女子1部の久光は26日、2016年リオデジャネイロ五輪代表の座安琴希(31)=中部商高出=、元日本代表の岩坂名奈らが6月30日付で引退すると発表した。

 座安は2008年に入団。高校ではセッターを務めたが、プロ入り後はリベロに転向。11、15年ワールドカップ(W杯)代表で、リオ五輪ではレシーバーとして代表入りした。

 リオ五輪後の1年間、フランストップリーグに移籍。再びチームに戻った17年からシーズン2連覇に貢献するなどチームの主軸として活躍してきた。

 159センチ。チーム在籍13年でVリーグ通算282試合に出場。サーブ成功率は73・2%。昨シーズンは21試合に出場。昨年はコーチの免許取得にも取り組んでいた。チーム在籍最長となった昨シーズン開幕前、本紙取材に引退後はコーチとなる目標も語っていた。

 ミドルブロッカーの岩坂は11、19年W杯、18年世界選手権代表。17~19年に代表の主将を務めた。セッターの小島絢野も現役を退く。