コロナ禍共に越えよう 学生ら、ミュージカルでエール


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
迫力の歌とダンス、芝居を披露する「OVERCOME2―乗り越えるためのエールを―」の出演者=29日、那覇市の琉球新報ホール

 ミュージカルライブ「OVERCOME2―乗り越えるためのエールを―」(スタジオパフォ主催、西平士朗=作曲構成、出口裕子=演出)が29日、那覇市泉崎の琉球新報ホールであった。スタジオパフォの生徒や、オーディションで選出した学生ら約40人が出演した。新型コロナ禍で活動の場が限られる中、自分たちにエールを贈ろうと企画された。

 新報アートルネッサンス「新歩の時」の一環。
 「OVERCOME―」は西平さんが東日本大震災のチャリティーライブのために作った曲を基にしたミュージカル。「エール」や「幸せについて考えてみた」「LOCKDOWN」など全12曲の躍動感あふれる歌に、佐久田あさかさんが振り付けたダンスや、芝居を織り交ぜた。
 公演には琉大ミュージカルの生徒や、名桜大のダンスサークルの生徒も出演した。西平さんは「一緒に乗り越えようという気持ちを一番に伝えたい。作品はライフワークとして形を変えながら続けていきたい」と振り返った。