具志川商が初の九州制覇 九国大付に3-1 春季九州大会


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九州大会優勝を決めた具志川ナイン=30日、大分市の別大興産スタジアム

 高校野球の春季九州大会(第148回九州大会)は30日、大分市の別大興産スタジアムで決勝があり、今春の選抜大会に出場した具志川商が九州国際大付(福岡)を3-1で下し、春秋通じて初の九州制覇を果たした。沖縄県勢の優勝は2014年の沖縄尚学以来7年ぶり。
 
 具志川商は背番号10の田崎陽誠が今大会初先発。五回裏に2点を先制、六回に1点を追加した。具志川商は六回から伊波勢加が登板。九国大付は七回に1点を返したが具志川商がリードを守り切った。

 具志川商は今大会、初戦の2回戦で東明館(佐賀)に3―0、準々決勝は長崎商に8―4で勝利。準決勝は秋季九州大会と選抜大会で2度敗れていた強敵・福岡大大濠と対戦、8―0の七回コールドで雪辱を果たして決勝へ勝ち進んだ。

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