「生理の貧困」を支援 ナプキン1800個を寄贈 浦添市へ佐久本工機


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 コロナ禍に伴い、金銭的な理由で生理用品を買えない「生理の貧困」が社会問題となる中、ホームセンター「さくもと」を運営する佐久本工機(佐久本嘉幸社長)は30日、沖縄県浦添市に対して生理用ナプキン1800個を寄贈した。市は近く、市内の小中学校16校に配布する。学校側は子どものプライバシーを考慮し、必要とする子に必要な時にナプキンを配る考え。

 30日に市役所で行われた贈呈式には佐久本工機の伊集守秀商品課課長や松本哲治市長、金城孝子市学校保健会会長(沢岻小学校校長)らが出席した。伊集課長は「本社がある浦添市に少しでも協力したい」と述べた。松本市長は「子どもたちの笑顔のために一日も早く必要としている子どもに届くよう努力したい」と語った。