ミス沖縄と歩く今の首里城 オンラインで散策気分 <おうちでうちなーバーチャル観光>上


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二

新型コロナウイルスにより、今年の大型連休も「ステイホーム」を余儀なくされている。そんな中、県内の観光施設は密を避けるためインターネットを活用したオンラインツアーなどを展開。家にいながら楽しめる観光施設を紹介する。


 

首里城公園のホームページで公開されている動画の一部。ミス沖縄の3人が首里城を案内する

 2019年10月の火災で正殿などが焼失した首里城公園。火災で正殿周辺の有料区域は立ち入りが制限されていたが、昨年6月に解禁された。しかし、新型コロナウイルスの影響もあり、入場者数は伸び悩んでいる。そんな中、昨年11月から首里城の魅力を動画で発信するサービスを始めた。動画投稿サイトのユーチューブにミス沖縄の3人が登場し、首里城をガイドする内容で、今年1月に催された「新春の宴」も収録されている。

 

 復旧作業が進む首里城は、3月末には奉神門が火災以前の姿を取り戻した。正殿や北殿の再建に向けた工事は22年度以降に始まる予定。首里城公園の担当者は「コロナが落ち着いたら多くの方に首里城を訪れてほしい」と話した。動画は首里城公園ホームページから見ることができる。アドレスはhttps://oki-park.jp/shurijo/

 

 無料区域と有料区域に分かれており、奉神門より先が有料区域。料金は一般が400円、高校生は300円、小中学生は160円。6歳未満は無料。ゴールデンウイーク中も営業しているが、マスクの着用や手指消毒などの徹底を呼び掛けている。
 (吉田健一)