カピバラ赤ちゃん3頭のびのび 誕生は2年連続 東南植物楽園


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
母アポロ(右)に寄り添うカピバラの赤ちゃん3頭=2日午後、沖縄市知花の東南植物楽園

 【沖縄】沖縄市知花の東南植物楽園(宮里高明園長)でカピバラの赤ちゃん3頭が来園者を和ませている。同園でのカピバラの赤ちゃん誕生は2年連続。ゴールデンウイーク中の2日も家族連れが訪れ、赤ちゃんのかわいらしい仕草に笑顔が広がった。

 赤ちゃんは、父ひかると母アポロ(共に5歳)の後を追い掛けたり、草をはむ練習をしたりしていた。4月26日に4頭生まれ、1頭は翌日死んでしまったが、3頭はすくすく育っている。ひかるとアポロの間には、昨年5月にも3頭が誕生していた。
 飼育担当の玉城常智さんは「のんびり顔だが家族愛が強い様子を見てほしい」と話した。読谷村から訪れた李(り)紗南さん(39)、愛可さん(12)、美希さん(2)親子は「とってもかわいい」と餌をあげていた。
 カピバラの親子は同園の「水上楽園いちむし村」(一般公開は午前10時~午後4時半)で、タウチー(鶏)やリクガメと仲良く暮らす。問い合わせは同園(電話)098(939)2555。