地域

【特設】頂点懸け猛牛激突!春の全島闘牛大会をLIVE配信


 第114回春の全島闘牛大会(主催・沖縄県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)が9日午後1時から、うるま市石川多目的ドームで開催される。大会の模様をオンラインで生中継する。

 会場での観戦がかなわない方、闘牛を初めて見るという方にオンライン観戦がオススメ。視聴料は千円(視聴手数料別)

 以下のバナーからアクセスし、エントリーすれば視聴できる。

 

↓生配信エントリーはこちらから↓




大会のみどころは?


2019年の春の全島闘牛大会のシーの一番=うるま市石川多目的ドーム

 全島闘牛大会は春と秋の年2回開かれる闘牛界最大級の祭典だ。取組は封切戦に当たるシーの十番から沖縄全島一決定戦となるシーの一番まで総勢10組20頭の強豪牛が激突する。県内各闘牛組合から選抜された精鋭牛、人気花形牛、ベテラン牛の中からえりすぐりの優秀牛のみが出場できる県内最大級の特別大会だ。見どころは、軽量級全島一決定戦(琉球新報杯)、中量級全島一決定戦(うるま市長杯)、沖縄最強牛を決める重量級全島一決定戦(沖縄県知事杯)と、それぞれの頂点を極める試合。決定戦だけに闘牛ファンの注目度も高い。

注目の取組

連勝牛と若手有望牛が対決!!

■イーグル王VS闘勢琥珀


イーグル王

闘勢琥珀

 イーグル王は、湾曲して鋭くとがった角を武器に強烈な掛け技から一気に腹取り攻撃を繰り出す7連勝無敗の猛牛だ。2017年元日の新春北部闘牛大会での琉仁白金戦が初戦。対戦牛の琉仁白金を強烈な腹取り速攻で圧倒した。以来、白龍パンダ、大勝藤虎、それいけドラゴン、武捷龍、風神ガン太、古堅モータース☆白龍を撃破。

 とりわけ、今年2月開催の昭和48年生まれの丑年記念大闘牛大会では、次期横綱候補牛として評判の高かった古堅モータース☆白龍を得意の腹取り速攻で一蹴したのが記憶に新しい。現在、デビュー以来負け無しで破竹の7連勝と絶好調だ。

 闘勢琥珀は、長くて鋭くとがった角を武器に掛け技から一気にスピードのある腹取り攻撃を繰り出す期待の大型若手有望牛だ。系統的には沖縄闘牛界の中量級部門で大活躍した名牛梨夢神(リムジン)の直系だ。
 この系統では、現在、新力Babyが躍進中。うるま市闘牛候補牛審査会においても優秀牛に選ばれている。毛並みが赤こげ茶色と独特の色彩を放っていることからその特徴を生かして琥珀と名付けられている。

 沖縄全島一決定戦牛に急きょ抜擢されたのは、去る2月の旧正月大闘牛大会での大活躍だ。若手有望牛としてかなり評判の高かったウシジマを得意の腹取り速攻で圧倒したことで一躍脚光を浴びている。戦歴2連勝。

 体力差で優位に立つ闘勢琥珀が果たして持ち前の首力でイーグル王の腹取り攻撃を阻止することができるか。

スピード対決に注目

■軽量級・ファイティング大吉VS石山聖空宝志みおり

 ファイティング大吉は強靭(きょうじん)な首力を使っての掛け技からの腹取り攻撃および持久戦も得意とする沖縄軽量級全島一牛だ。スペイン牛闘牛の血筋をひくことから別名は「スペイン牛」の異名を持ち気性が非常に荒い猛牛だ。

 徳之島で活躍していたが2016年沖縄に移籍。沖縄での戦歴は、モア、雷神八千草、大城木工、悪餓鬼剛虎、強靭白眉、闘(マチー大城)龍、剛修彦星、二代目テスリ産業パンダ、雷神逞真王などの強豪牛を次々と撃破。過去に敗れたのは、伊田設備宝山、二代目ひめゆりGOGOの2頭のみとなる。

 昨年11月の第113回秋の全島大会では、当時の軽量級全島一牛の雷神逞真王に挑戦。雷神逞真王との体重差120キロのハンディキャップをはねのける見事な勝利で軽量級全島一牛の座を手中にしている。戦歴9勝2敗。

 挑戦牛の石山聖空宝志みおりは、軽快なフットワークを使っての掛け技からの腹取り攻撃を得意とする人気花形牛だ。18年2月の旧正月大会でのシーザー稲妻戦が初戦。得意の掛け技で圧倒する白星スタートした。以来、琉仁戦闘竜、赤獣王、真希龍、三代目武捷龍、天心絆、雷神逞真王に勝利している。唯一の黒星は黒猿のみ。

 とりわけ活躍が目立ったのは、去る2月28日の昭和48年生まれの丑年記念大闘牛大会での雷神逞真王戦だ。雷神逞真王の鋭くとがった角での割り技に苦しみながらも我慢しての逆転勝が光る。戦歴7勝1敗。

 両牛ともに軽量級独特のスピード感あふれる腹取り攻撃を得意としており観衆を魅了しそうだ。

連勝牛同士が対決!

■中量級・赤番頭VS勝進嵐千月吽

 赤番頭は、鋭くとがった角を武器に強烈な割り技からの腹取り攻撃を繰り出す7連勝無敗の赤毛牛だ。2018年1月の新春南部闘牛大会でのC―Q戦が初戦。得意の割り技で圧勝した。以来、慶天龍、戦闘ムサシ、徳田アコー、幸立成号、レッドシャーク、源大心を撃破して破竹の7連勝をしている。特に闘牛ファンの評価を高めたのは源大心との一戦だ。強豪牛の源大心に対して得意の割り技をさく裂。わずか5分余りで撃沈させ観衆を沸かせた。

 勝進嵐千月吽は、鋭い角と闘牛としてのバランスの取れた恵まれた体形を持つ。2連勝と期待の若手有望牛だ。初戦は20年1月の新春北部大会での金琉☆大宝戦だ。金琉☆大宝の鋭い角を使っての割り技に苦しみながらも、徐々に持ち前の地力を発揮して勝利した。2戦目は、今年1月の新春北部大闘牛大会での虎之助戦。虎之助と激しい割り技の激闘の際に片角を破損するアクシデントに見舞われた。しかし、少しもひるむことなく、闘志をむき出しに応戦しての勝利に、観衆から大きな声援が送られたのが印象的だった。2連勝無敗。

 勝進嵐千月吽が戦歴豊富な赤番頭に対して得意の掛け技を繰り出せるかどうかが勝負のポイントになりそうだ。

記事=平川康宏通信員

闘牛関連のオススメ記事

ゴールデンウィークの熱戦 与勝闘牛大会、刃誡皇が圧巻4連勝

秋の全島闘牛大会 10カ月ぶり開催、中量、軽量級で熱戦展開​

初体験はすぐそこに <地方部記者コラム>新垣若菜(中部支社)



関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス