沖縄県の玉城デニー知事は7日、県庁で会見を開き、大型連休期間の4、5日に自宅と妻の実家の屋外でバーベキューを開いたと明かした。集まったのは家族で、人数は「出入りがあって2人だったり6人だったりした」と説明した。玉城知事は「家族で食事をする際のバーベキューと、いわゆるビーチパーティー的な不特定多数の人が集まったバーベキューとは性格が異なる。今回私は家族の食事の範疇(はんちゅう)で、バーベキューをした」と釈明し、問題はなかったとの認識を示した。
玉城知事はこれまで食事を伴う会合は「4人以下」、「2時間以内」の徹底を呼び掛けてきた。大型連休に入る前には飲食につながるイベントの実施と同居家族以外との会食は自粛することを県民に呼び掛けていた。「私たちが普段からお願いしているのは、見知らぬ方との飲食を控えてほしいということで、そのためには家族で食事をしてほしいということだ。『4人以内』も一つのテーブルを大人数で囲むことがないように、1メートル以上の距離を取ってほしいとお願いしている」と説明した。
県民への自粛呼び掛けとは相反してないとした上で、「不快な思いをさせてしまった人がいることについては深く反省している」と述べた。
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