沖縄海邦銀行は7日、同行6支店で計3497件の解約済印鑑票を紛失したと発表した。印鑑票には氏名、生年月日、住所、印影、口座番号などの顧客情報が記載されていた。
海銀によると、現時点で紛失書類は発見されていないものの、第三者からの照会や不当要求などが行われていないことから、誤って廃棄されている可能性が高いという。不正持ち出しや外部への情報漏えいの可能性が低く、二次被害発生の恐れはないと判断している。
海銀は「今回の事態を真摯(しんし)に受け止め、全行を挙げて、お客様に関する情報の取り扱いおよび管理の強化の徹底を図るとともに、かかる事案の再発防止に努めてまいります」と謝罪している。