黒糖、栽培から袋詰めまで きょう黒糖の日 北農高生80個完売


黒糖、栽培から袋詰めまで きょう黒糖の日 北農高生80個完売
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 【名護】10日の「黒糖の日」を前に、北部農林高校熱帯農業科の生徒4人が9日、学校の農場で栽培したサトウキビを使って製造した黒糖を、名護市の「羽地の駅」で販売した。地域の人々が買い求め、袋詰めされた180グラムの純黒糖80個は約1時間半で完売した。

 生徒が県産黒糖の魅力を伝え、地域住民と触れ合うことが目的。同科3年の宮里真梨華さん、邊土名麻結さん、川上諒正さん、大城航さんが店頭に立ち、手作りの純黒糖をPRした。黒糖は濃厚な味わいが特徴だ。

 宮里さんは「黒糖づくりはとても楽しい授業。収穫も袋詰めも自分たちでやった」と説明した。名護市の宮城レイ子さん(77)は20袋の黒糖を購入し「会社のおやつに出したい」と笑った。