沖縄気象台が梅雨入りを発表した5日以降、那覇市では11~21日の11日間、晴れの日が続いた。沖縄気象台によると、雨が降らない期間があった理由は、太平洋高気圧の影響で梅雨前線が九州地方に北上したことが原因。「梅雨の中休み」といい、県内の各地域で晴れ間が数日間続いたという。地域によって雨が降る所もあった。一方、25日からは県内でも梅雨前線の影響で、曇りや雨の日もあるとみている。
24日からは梅雨前線が南下し、沖縄地方で停滞する見込みだ。25日以降の1週間は、27日に晴れ間がのぞく可能性があるものの、31日まで曇りまたは雨となる予報となっている。
降水量は沖縄本島地方で平年より多く、先島諸島で平年並み、大東島地方で平年より少ないと予想している。
ビニールハウスでスターフルーツなどを育てる神里良光さん(74)=南風原町=は「ヘチマのシーズンだが、ハウスを使用しない友人は熱心に水をかけていた。恵みの雨に期待だ」と話した。