
【東京】日米両政府は25日、国道58号の拡幅工事に必要となる浦添市の米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の一部の土地約1900平方メートルを、31日までに返還することで合意したと発表した。今後、沖縄総合事務局などが拡幅工事に着手する。
拡幅に必要な土地は2018年3月に大部分が返還されていたが、未返還の土地が一部残っていた。
今回の合意では、残る土地の返還条件となっていたゲートやフェンス、上下水道など、新たに整備したインフラを米側に提供することでも合意した。
洗濯施設の仮移設を既に終えるなど返還条件を満たしたことから、返還が決まった。