RBC、3月期は減収減益、純利益は増 新たな取締役に砂川氏


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砂川裕氏

 琉球放送(RBC、中村一彦社長)は25日、2021年3月期決算を発表した。売上高は前期比14・3%減の57億200万円、経常利益は同24・8%減の5億2400万円と減収減益だった。保有する株式の公開買い付けによって有価証券売却益が発生し、純利益は同13・0%増の6億2100万円となった。

 新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化の影響で、テレビ、ラジオともに放送収入が悪化した。

 同日の取締役会で、新たな取締役に執行役員の砂川裕氏(52)が就任する役員人事を内定した。川畑弘樹専務(64)は退任する。非常勤取締役は豊平良孝氏(69)が退任し、沖縄タイムス社社長の武富和彦氏(59)が後任に就く。報道制作局長の小濱裕氏(53)を執行役員に起用する。

 役員人事は6月21日に開催する株主総会と取締役会で正式に決定する。