新型コロナウイルス感染者の急増を受け、沖縄県那覇市は25日、市保健所の業務を応援する職員を増やすことを決めた。
濃厚接触者などを調べる「積極的疫学調査」は現在、保健師と応援職員の計48人で実施しているが、10人ほど増やす。今後の状況によって、さらに応援を追加する。
現在の態勢では1日当たり40人程度の新規感染者の調査にしか対応できないが、増員によって50人程度の調査に対応できるようになるという。
疫学調査は一部縮小しており、高齢者施設や医療機関などでクラスター(感染者集団)が発生した場合は現場で調査しているが、一般事業所でのクラスターは電話による調査、指導にとどめている。