台風3号(チョーイワン)発生 先島に向かう可能性も【5月31日午前9時】


この記事を書いた人 Avatar photo 玉城江梨子
台風3号の経路図(気象庁ホームページから)

 気象庁によると31日午前9時、フィリピンのミンダナオ島の東の北緯8度20分、東経131度20分で熱帯低気圧が台風3号(チョーイワン)になった。台風は1時間に15キロの速さで北北西に進んでいる。中心の気圧は1000ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は18メートル。最大瞬間風速は25メートルで、中心の南側220キロ以内と北側110キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。フィリピンの東から先島諸島に向かう見通し。気象庁は今後の台風の進路に注意するよう呼び掛けている。沖縄地方は、梅雨前線の影響で曇りや雨の天気となっており、向こう一週間は曇りや雨の日が多い見込み。

 台風の中心は、24時間後の6月1日午前9時にはフィリピンの東の北緯10度30分、東経129度20分を中心とする半径120キロの円内に達する見込み。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されている。

 48時間後の2日午前9時にはフィリピンの東の北緯13度25分、東経126度10分を中心とする半径220キロの円内に達する見込み。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想される。

 72時間後の3日午前9時にはフィリピンの東の北緯16度40分、東経124度00分を中心とする半径330キロの円内に達する見込み。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想される。