那覇市おもろまちの沖縄総合事務局(那覇第2合同庁舎2号館)内に出店しているファミリーマートで1日、沖縄・奄美の世界自然遺産登録勧告を記念した、本島北部6村と西表島の特産品販売が始まった。大宜味村の宮城功光村長や東村の當山全伸村長らがテープカットして、開幕した。8月31日まで。
やんばるの森で取れたハチミツ「甘い百花蜜」(国頭村)、「シークワーサーバター」(大宜味村)、パイン果肉入り油みそ「不思議なあんだんすー」(東村)、完熟パイナップルの「スイートチリソース」など43品目を販売する。
同ファミリーマートでは今年2月から県内市町村の特産品販売を始め、3カ月ごとに商品を切り替えていく。沖縄総合事務局の吉住啓作局長は「各市町村の特産品を取り扱うことで観光関連産業への後押しが期待される」と期待した。
宮城村長は「大宜味中1年生が開発した商品もあり、村をアピールできることをうれしく思う」と述べた。當山村長は「ぜひみんなに購入してもらいたい」と話した。