社会

オンライン授業は一部 小中、プリント主体に

 休校期間の学習方法を各市町村教育委員会に聞いたところ、オンライン授業ができる学校は一部にとどまることが分かった。国は児童生徒1人1台の端末を配布するGIGAスクール構想を進めているが、端末の配布遅れや家庭のネット環境が整っていない状況がある。全面的に実施できる自治体はゼロで、プリント学習が主体となりそうだ。

 那覇市は対応可能な学校のみオンライン授業を実施する。児童生徒に配布したタブレット端末にあるアプリでの学習や、ビデオ会議アプリを使ったオンライン授業などが想定されるが、具体的な実施方法は学校に任せる。

 宮古島市は端末を配布済みで、児童生徒はデジタルドリルに取り組む。教師は取り組み状況を一覧で把握できるという。糸満市は一部で試験的に実施する。名護市も一部実施。うるま市は準備が整い次第、一部で実施する。

 南城市は学校や教諭に判断を委ねた。「休校が2週間弱なのでカリキュラムが遅れることはない。無理してまで実施する必要はない」というのが理由だ。浦添市も「オンラインに対応できるが、機材が不足している部分もある」として学校に判断を任せた。

 恩納村はGIGAスクールモデル校の安富祖小学校のみでオンライン授業を実施。1日2コマの授業を配信する。

 すでに休校中の石垣市はオンライン学習を実施していない。沖縄市は「端末配布が6月末までかかる」、宜野湾市や豊見城市は「ネット環境がない家庭がある」として実施しない。嘉手納町や読谷村は「端末が配布されたばかりで準備が整っていない」として見送った。宜野座村、金武町、北谷町、北中城村、中城村、西原町、与那原町、南風原町、八重瀬町も実施しない。



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