【名護】名護署(知念克幸署長)は1日、特殊詐欺被害の防止に貢献したとして、セブン―イレブン名護宇茂佐の森2丁目店のオーナー鎌田玲子さんに感謝状を贈呈した。鎌田さんは「詐欺被害を防げてよかった。引き続き、地域の方々から信頼される店舗を目指したい」と話した。
名護署によると、4月18日午後4時ごろ、「携帯電話に2千円のウェブマネーを購入して決済すると、後日に2億1千万円が引き出せる」という内容のメールが届いた60代男性が来店した。
鎌田さんは購入直前の男性に対し「振り込め詐欺のメールかもしれないので警察に通報しましょう」などと声を掛けて、詐欺被害の防止に貢献した。
知念署長は「日頃のお客さまに対する声掛けが詐欺被害の防止につながった。地域からも信頼が得られるとともに他店の模範となる」と激励した。