【うるま】沖縄県うるま市の津堅島に不時着した米軍普天間飛行場所属のUH1Y多用途ヘリが7日、同飛行場に自力飛行で戻ったことを受け、中村正人うるま市長は「島民の不安はピークだっただろう。安堵(あんど)した」と述べた。
一方、米側から事故原因の詳細な説明や謝罪はなく、過去の米軍機事故でも原因が公表されていないことに触れ、「大惨事につながりかねない事故だった。米側は(原因を)明らかにするべきだ」と強調した。
2日深夜の事故発生後、中村市長は4日に嘉手納町の沖縄防衛局に田中利則局長を訪ね、抗議した。5日は津堅島の現場を視察した。