白梅之塔慰霊祭、思いを代わりに届けます 若梅会が参拝プロジェクト


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慰霊祭当日に供えるメッセージと花の見本(若梅会提供)

 沖縄県立第二高等女学校の学徒らを追悼する、白梅之塔慰霊祭の継続などを目的に活動する「若梅会」は、会員制交流サイト(SNS)に寄せられたメッセージに花を添えて、慰霊祭当日の参拝を代行する「あなたのウムイ届けます~白梅ウムイ花プロジェクト~」に取り組んでいる。

 メッセージは若梅会のツイッター、インスタグラム、フェイスブックのアカウント「wakaumekai」のダイレクトメッセージに、1口500円で寄せることができる。20日まで。若梅会のメンバーがメッセージを代筆し、花を用意する。参加費は銀行振り込みか、スマートフォン決済サービスの「PayPay(ペイペイ)」で支払う。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、6月23日の慰霊祭が2年連続で関係者を中心とした自主参拝となったことを受け、5日から同プロジェクトを始めた。若梅会の新垣ゆきさんは「参拝を自粛してもらうのは断腸の思い。プロジェクトを通して、来られない方々の思いをしっかりと届けたい。新しい祈りの形として広がってほしい」と参加を呼び掛けた。