フカセ仕掛け74センチのタマン


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2日、那覇一文字で74センチ・4.98キロのタマンを釣った山城拓也さん

 釣りクラブ「ズミーズ」の山城拓也さんは2日、仲間と那覇一文字・北の新堤に夜中の午前3時に渡った。オキアミを餌にフカセ釣りをしていると、午前7時に竿(さお)をひったくるようなアタリがあり、魚が走った。

 しばらくやり取りをして釣り上げたのは2.5キロほどのスマガツオ。しかし、その後は潮が流れず、濁りが入り、周りの知り合いの釣り人がフカセ仕掛けで2キロオーバーのオニヒラアジを釣り上げたり、ぶっ込み釣りで2キロ前後のアカジンを釣り上げたりしたのみで、魚のアタリはほとんど無くなってしまった。

 午後には濁りはさらに強くなり、帰る予定の午後5時前になった。山城さんは最後に2匹目のカツオが釣れたらと期待して、オキアミを餌にフカセ仕掛けを遠く投げた。しばらく仕掛けを流したがアタリが無いので、底物でも狙おうと仕掛けを沈め底近くを狙った。しばらくして、強烈なアタリがあり、成すすべが無いままラインが20メートルほど引き出され、動かなくなった。

 釣れた魚が根に張り付いたと判断し、ラインのテンションを緩めて待っていると20秒ほどで再び魚が動きだした。道糸もハリスも4号だったが、再び根に潜られないように、ラインの強度ぎりぎりの強さで強引に寄せた。しばらくして海面に浮いたのは74センチ、4.98キロのタマンで、周りの釣り仲間の協力で無事タモ網に収めることができた。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

3日、中城海岸で60.5センチ・2.8キロのタマンを釣った東恩納優次さん
5月25日、海中道路で73.5センチ・4.2キロのタマンを釣った知念達也さん

5月29日、前島沖で5キロのアカナーを釣った屋富祖賢二さん(アクアⅡ)
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2日、那覇一文字で132.5センチ・15.5キロのオニカマスを釣った神谷紫宜さん
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5月27日、恩納沖で110センチ・12キロのキハダマグロを釣った東城崇志さん(第二博丸)
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