【速報】米軍施設でPFOSなど流出か 防火用水あふれる 沖縄・うるま


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PFOSが流出したとされるパイプに通じる付近の川を調査するうるま市の職員=11日夜

 10日夕、沖縄県うるま市などにある米軍の「陸軍貯油施設」で、防火用の貯水が流出した。有害性が指摘される有機フッ素化合物のPFOS(ピーフォス)やPFOA(ピーフォア)を含む消火用水が基地の外に流れ出た可能性がある。沖縄防衛局は11日、県やうるま市に報告した。うるま市の具志川消防によると、現場は同市昆布付近。

 外務省は11日、遺憾の意を米側に伝えた。関係者によると、消火用の貯水タンクからの流出量は650ガロン(約2460リットル)で、濃度などは不明。施設内の貯水タンクに貯蔵していたPFOSなどを含む可能性がある防火用水が、大雨の影響であふれたという。米側の連絡を受け、防衛局は現場に職員を派遣したほか、外務省も事実関係の確認を急いでる。

 本紙は11日夕以降、沖縄防衛局と米軍に詳細を問い合わせている。

 陸軍貯油施設はうるま市と沖縄市、嘉手納町、北谷町、宜野湾市に分散している。昨年4月には、米軍普天間飛行場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物(PFAS)を含む泡消火剤が流出した。