琉球新報社 
子どもたちが休校になり、どんな毎日をお過ごしでしょうか？ 子どもと過ごす時間のヒントになるかと思い、わが子たちが好きな遊びを紹介させていただきます。
まずはやりたいことをリストアップ。できるできないにかかわらず、思い付くままに挙げてみます。一日の予定を立てて順番通り貼るのもいいですし、何をしようか迷った時に、このリストから選ぶのでもいいです。好きなものだらけのリストは、見るだけでワクワクします。
わが子たちが好きな遊びは穴づくり。部屋にある椅子や机に、タオルケットやシーツをかけて、中に入るだけ。お手軽秘密基地です。マットレスやクッションを敷いて、寝心地を追求したり、おもちゃを入れておままごとしたり、お絵かきしたり、時にはおやつも。百円均一のライトを入れるのも楽しいです。家じゅうの物が穴倉に集められ、びっくりすることもあるのですが、笑。狭い部屋での穴づくりは、足の踏み場がないくらいに散らかり、片付けに時間がかかることもあるので、片付けのお約束事も事前に決めておくといいかもしれません。
ご飯の前は、つまようじや竹串に紙を貼りつけ、旗をつくり、ご飯やおかずにさします。お子さまランチプレートについている旗と同じです。好きな絵をかいたり、シールを貼ったり、お互いにメッセージを書き合ったり。竹串で作ると結構大きな旗になり、それも面白いです。いろいろアレンジしてみてくださいね。手作りの旗があるだけで、特別なご飯になりますよ。
お散歩に行って花びらを拾ってきたら、製氷機やシリコン型に、水と花びらを入れて凍らせ、フラワーアイスを作ってみませんか。氷の中に埋まった花びらがきれいで、溶けていくのを眺めるのも楽しいです。深みのあるお皿にフラワーアイスを入れ、カップゼリーやカップアイスを一緒に入れて盛り付けるのもおしゃれです。
大変なこの時期こそ、祖父母やママ友をはじめ、いろいろな人に頼りたいと思いつつ、人と会うことを制限しないといけないのが苦しいところ。在宅ワークの中、子どもを見るのは本当に大変です。大人のご褒美も用意しつつ、少しでも楽に楽しく乗り切れますように。そして子どものみなさん、大切な今しかないこの時間に、我慢をし、協力してくれてありがとうございます。苦しいこともありますが、みんなの命を守るために、できることを重ねていきましょう。
