渡邉、キングス加入 日本代表、インサイドに厚み


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渡邉飛勇

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは18日、日本代表の渡邉飛勇との選手契約締結を発表した。207センチ、106キロのパワーフォワード。フィリピンで開催中のアジアカップ予選にも参加している。キングスは来季に向けて日本国籍取得選手の小寺ハミルトンゲイリーも獲得し、インサイド選手の厚みが一層増した。

 1998年12月23日生まれの22歳。米国ハワイ出身で、カリフォルニア大デービス校大学院の1年生。高校2年まではバレーボールが主だったが、ポートランド大でバスケ経験を積み、2018年度から日本代表に招集されている。

 渡邉は「ハワイ出身なので、沖縄とのつながりがある気がします。優勝するために戦います」とコメント。チームを統括する安永淳一取締役は「巧みな技とパワーでプレーするだけでなく、チームメートの良さを引き出すことができるプレーを心掛けていて、キングスのスタイルにフィットする」と期待した。