県農林水産部は18日、県産マンゴーの2021年の生産量は前年比13%増の1867トンになるとの予測を発表した。平年比では1%増となる。
県によると、昨年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、観光客の大幅減などを見込んだ農家が生産量を調整するなどしたため、生産量が減っていた。今年は例年並みの生産量に戻る見込み。
地区別では、北部403トン、中部114トン、南部477トン、宮古700トン、八重山173トンをそれぞれ見込む。7月上旬から中旬にかけ、生産量のピークを迎える。
県園芸振興課は「農家からは出来栄えも順調だと聞いている。贈答用や家庭用に、ぜひ県産マンゴーを活用してほしい」と述べた。