激戦地の土砂「不使用を」 6市町村、議会で意見書可決


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 周子

 浦添市議会(比嘉克政議長)など県内6市町村議会は18日までに、沖縄戦没者の遺骨が混入した土砂を埋め立てに使用しないよう求める意見書を全会一致で可決した。
 浦添と今帰仁、国頭、粟国の3村は6月定例会で、久米島町と渡名喜村は4月臨時会で可決した。意見書では、本島南部には沖縄戦で犠牲を強いられた県民や兵士の遺骨が残り、今も遺骨が収集されていることに触れた。その上で、政府が主体となって戦没者の遺骨収集を実施することなどを求めた。
 宛先は首相や防衛相、沖縄担当相など。