ソロモンとトルコの選手団が沖縄県内の五輪合宿中止へ


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 【南部】東京五輪・パラリンピックに向け、沖縄県内で事前合宿を実施予定だった2カ国の海外選手団が新型コロナウイルス感染拡大を懸念し、合宿中止を決めたことが22日、分かった。

 東京五輪に出場するソロモン諸島の競泳選手団(2人)は八重瀬町で事前合宿を行う予定だった。町によると21日、同選手団から、「日本は(感染)リスクが高い国なので、滞在期間を短くしたい」と中止を告げる文書が届いたという。町の担当者は「残念だが仕方ない」と声を落とした。

 東京パラリンピックに出場するトルコの陸上競技選手団(13人)も糸満市で予定していた事前合宿を中止する。トルコ視覚障がい者スポーツ協会が市に伝えた。市によると、「コロナ禍での合宿時の制約や移動時の負担」を考慮したいと説明があったという。