沖縄県は24日、インドで最初に見つかった新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)が県内で2人から検出されたと明らかにした。デルタ株は高い感染性があるとされる。デルタ株の県内での確認は初めてで、県によると全国の都道府県では14番目となる。
2人は那覇市の30代男性と中部保健所管内の30代男性で、いずれも入院治療中。那覇市の男性は那覇空港のPCR検査で今月20日にコロナの陽性が判明した。渡航歴は調査中だが、東京都から沖縄に来た人との接触歴があるという。
中部保健所管内の男性は17日に行政検査でコロナの陽性が判明し、入院していた。直近の渡航歴はない。
2人の検体を沖縄県衛生環境研究所で24日に調べ、デルタ株の検出が判明した。
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