コロナ感染不安で「30日超の出席停止」沖縄の児童生徒864人 2020年度


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄県教育委員会は25日、新型コロナウイルス感染への不安などから「30日以上出席停止」となった児童生徒は2020年度、小学生221人、中学生254人、高校生357人、特別支援32人の合計864人いたことを明らかにした。同日開かれた県議会代表質問で西銘純恵氏(共産)の質問に、金城弘昌教育長が応えた。

 新型コロナ感染への不安などで欠席した場合、各学校長が合理的理由だと判断すれば「出席停止」にするなど、欠席扱いにはならない運用になっている。金城教育長は「ICTを効果的に活用し、学びの保障に努める」と答弁した。20年3月から21年5月までの公立学校児童生徒の感染者数が1121人いたことも明らかにした。教職員の感染者数は147人だった。