コロナワクチン飲食店従業員も検討 沖縄県が広域接種の優先対象に


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 新型コロナウイルスの県広域ワクチン接種センターの優先対象について、沖縄県は飲食店従業員も対象に加えることを検討している。医師らによる県の新型コロナ専門家会議では、感染者の多い集団も接種対象とするべきという意見もあるという。県内では飲食店を介して感染が拡大したこともあり、県は接種対象人数の把握を進めているという。

 県は24日までに、県飲食業生活衛生同業組合と県社交飲食業生活衛生同業組合に、接種を希望する飲食店従業員の名簿を提出するように求めている。

 広域ワクチン接種センターのうち、沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)では予約が低迷していたことから、警察官や介護従事者などエッセンシャルワーカーの接種を開始している。