デルタ株、沖縄で新たに1人 県内5人目 県内への入り込み「否定できない」(6月26日午後)


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新型コロナウイルスの変異「デルタ株」(国立感染症研究所)

 沖縄県は26日、インドで最初に見つかった新型コロナウイルスの変異「デルタ株」の疑いのある患者を県内で新たに1人確認したと発表した。県が25日に発表したデルタ株の疑いのある2人を含め、県内での確認は計5人となった。

 県によると、新たに判明したのは那覇市の40代女性。入院療養中で、症状は軽症だという。デルタ株が持つ変異を調べるスクリーニング検査で疑いが判明した。

 疑いを含めてデルタ株の確認が沖縄県内で相次いでいることについて、県の糸数公医療技監は「立て続けに5例ということで、既に県内に(デルタ株が)入り込んでいることは否定できないと思う」と語った。