沖縄銀行(山城正保頭取)を含む、全国の金融機関が推薦する地元の逸品をカタログ販売するサービス「バンカーズチョイス~食の銀行」が25日から始まった。コロナ禍で地域経済が落ち込む中、各地の機関が広域で連携することで消費を促し、事業者の支援を行う。同行は「沖縄の食を全国に発信し、事業者にも貢献したい」とサービスの利用を呼び掛けている。
沖銀を含む全国の地方銀行や信用金庫、銀行が出資する地域総合商社など13団体が参加。地域商社を支援する企業RCG(東京)が13団体と提携し、合計105品をカタログ販売する。
沖銀は沖縄そばやあぐー豚、菓子類など県内13社の逸品を紹介する。25日から、全店に置かれたカタログや電子商取引(EC)サイトで購入が可能だ。今後は、工芸品や酒類などの販売も検討しているという。
24日、沖銀法人事業部の坂田直美さん、神谷真吾さん、儀間康真さんが那覇市泉崎の琉球新報社を訪ね、サービスをPR。「コロナ禍で他県に行けなくても各地の食を楽しむことができる。事業者にとっても販路拡大や売り上げ改善にもつながる」と話し、サービスの長所を強調した。
サービスに関する問い合わせはRCG(電話)050(3354)2800、出店関連は沖銀法人事業部(電話)098(869)1266。
ECサイトはこちらからアクセスできる。