走り幅跳びの津波、ハンドの東江が五輪代表に 陸上は49年ぶり


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男子走り幅跳び決勝の1回目、7メートル91を跳ぶ津波響樹=27日、大阪市のヤンマースタジアム長居

 陸上男子走り幅跳びの津波響樹(23)=那覇西高―東洋大出、大塚製薬=とハンドボール男子の東江雄斗(27)=興南高―早大出、ジークスター東京=が27日、東京五輪の日本代表に決まった。津波は大阪市のヤンマースタジアム長居で行われた東京五輪代表選考会を兼ねた陸上日本選手権で2位入賞を果たし、内定を決めた。日本ハンドボール協会は同日、会見を開き、男子代表メンバーを発表した。東江は開催国枠で8大会ぶりの五輪出場となる男子日本代表14人に選出された。東京五輪への出場を決めた県勢は計10人となった。

 津波は2019年8月のナイトゲームズ・イン福井で8メートル23を跳んで五輪参加標準記録を1センチ上回っており、日本選手権で3位以内に入ることが代表内定の条件となっていた。県勢が陸上で五輪に出場するのは、沖縄初のオリンピアンである1972年ミュンヘン五輪男子三段跳び代表の具志堅興清以来、49年ぶり2人目。津波は昨年の日本選手権で初優勝を飾っており、2年連続の表彰台となった。自身初の五輪代表が決まったことについて「最低限3位以内で内定をもらいたかったので、ほっとしている」と喜びを語り、本番に向け「しっかり8メートルを超え、入賞を目指したい」と意欲を見せた。

 東江は1月にエジプトで開催された世界選手権で24年ぶりとなる1次リーグ突破を果たした男子代表を司令塔としてけん引。強豪クロアチアと引き分けた試合では最も活躍した選手としてプレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選出された。

東江雄斗(ジークスター東京提供)

 ハンドボールでは女子の池原綾香に続く県勢の代表決定。男子での五輪出場は88年ソウル五輪の荷川取義浩以来となる。男子代表発表会見で紹介された談話で「選ばれなかった選手の分も全力で、コートで暴れていく。ゲームをコントロールして、勝たせる選手になりたいと思っている。何かが伝わる熱いプレーを心掛けてファイトしたい」と抱負を語った。

 陸上男子走り幅跳びは東京・国立競技場で実施され、7月31日に予選、8月2日に決勝を行う。
 男子ハンドボールは東京・国立代々木競技場で行われる。7月24日に予選ラウンドが開幕し、8月7日に決勝が予定されている。