川崎沖縄県人会 会長に金城さん 「絆取り戻す」


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県人会の発展を誓って握手する川崎沖縄県人会の金城宏淳新会長(前列右から3人目)と比嘉孝相談役(同4人目)=20日、神奈川県川崎市の同県人会会館

 【神奈川】川崎沖縄県人会は20日、神奈川県川崎市の県人会会館で総会を開いた。新会長に副会長の金城宏淳氏(71)を選任、10年にわたり会長を務めた比嘉孝氏(73)は相談役に就いた。若手のイベントリーダーに宮古島出身の友利充秀氏が就任した。金城氏は糸満市出身。6歳の時に家族で川崎に移り住み65年以上になるという。

 金城氏は「コロナで何もできない状況だが、県人会は絶対につぶさないという決意で臨む。収束したらバス旅行やスポーツ大会、敬老会や新年会などを順次開催して絆を取り戻す」と抱負を述べた。若者支援の充実も強調した。
 (山川夏子首都圏通信員)