沖縄選出・関係国会議員所得、宮崎政久氏が首位2388万円


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 【東京】30日に公開された2020年分の衆参両院議員所得報告書の沖縄県選出・関係議員のうち最も所得が多かったのは、宮崎政久衆院議員(自民)の約2388万円だった。衆院や政務官給与のほか関連会社の給与があった。ただ事業所得で約54万円の赤字申告があった。次いで今井絵理子参院議員(自民)が約2317万円で、参院や政務官給与のほか、土地賃貸料、講演料などがあった。

 続いて多かったのが屋良朝博衆院議員(立憲民主)の約2112万円で、給与のほか賃貸収入や原稿料などがあった。当座預金や普通預金を除き預金が120万円あった。次いで国場幸之助衆院議員(自民)が約2047万円。資産補充報告書に投資信託が約181万円、借入金が400万円あった。

 最も少なかったのが西銘恒三郎衆院議員(自民)の約1779万円だった。

 このほか、伊波洋一参院議員(沖縄の風)が約1902万円で、給与のほか配当など上場株式関係の所得が約119万円あった。照屋寛徳衆院議員(社民)が約1818万円。不動産所得があったが、法律事務所の維持費がマイナスだった。赤嶺政賢衆院議員(共産)は給与と不動産所得などで約1804万円。高良鉄美参院議員(沖縄の風)は約1784万円、下地幹郎衆院議員(無所属)は前年あった顧問料や放送謝金がなくなり、給与と自動販売機収入で約1781万円だった。