沖縄県のワクチン広域接種 64歳以下の基礎疾患ある人や高齢施設従事者も対象に あすから


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ワクチンのイメージ写真

 沖縄県は29日、県内2カ所で実施している新型コロナウイルスワクチンの「広域接種」について、対象を拡大する方針を示した。30日以降、接種券が届いている64歳以下の①基礎疾患がある人、②高齢者施設の従事者―も接種を受けられるようにする。

 県が那覇市と宜野湾市に設置している「広域ワクチン接種センター」のこれまでの接種対象は、県内の65歳以上の高齢者と警察官、一部の介護従事者らだった。7月以降の2会場の予約が低調な状況が続いていることから、対象を広げることにした。

 県によると、基礎疾患は心臓病や高血圧、腎臓病、肝臓病など。基礎疾患があるかどうか、接種会場で医師が問診して確認する。

65歳以上の高齢者と同様、コールセンターやインターネットで予約を受け付ける。コールセンターは098-943-2993(平日午前10時~午後5時)、ネット予約はhttps://okinawa-covid.jp/

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