「琉球レモンサワー」がリニューアル 無添加のきび蜜に 南都酒造


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リニューアル発売の「琉球レモンサワー」をPRする(左から)南都企画広報課の浦崎真有さんと同南都酒造所の我那覇生剛工場長、同営業課の我那覇毅係長=28日、県庁

 南都(那覇市、大城宗直社長)が運営する南都酒造所(南城市)はこのほど、県産シークヮーサー果汁や泡盛などを使用した「琉球レモンサワー」(アルコール度数5%)を刷新し、新発売した。甘味の原材料を添加物の「きび粉糖」から無添加の「きび蜜」に変更した。

 新型コロナウイルスの影響で家飲み需要が高まる中、安心・安全な無添加のレモンサワーを全国にアピールしていく。

 同商品は20年に約42万本を販売した。同酒造所の我那覇生剛工場長は「琉球レモンサワーの販売数量は今年間違いなく伸びていく。年間72万本、1億円を目標に販売していきたい」と強調する。

 やんばる産シークヮーサー果汁8%と、北部製糖が製造した県産サトウキビを原料としたきび蜜、減圧蒸留の泡盛を使用する。酸味料や香料、着色料、人工甘味料は使用していない。

 350ミリリットルで参考価格は県内が253円、県外が262円。県内外の卸業者やコンビニ、スーパーなどで販売している。