
【東京】河野太郎沖縄担当相は6日の閣議後会見で、内閣府沖縄総合事務局の吉住啓作局長が新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で、来島自粛を求めていた離島町村に行くなど出張を繰り返していた問題で、「きちんと説明するように指示した」と述べた。
河野氏は、吉住氏が総合事務局の観光ポータルサイト制作の名目で県内各所への出張を繰り返していた件について、記者団に見解を求められた。
河野氏は「先週の会見からいろいろとご指摘いただいている。事実関係を把握したいと思っており、きちんと説明するように指示した」と述べた。一方、吉住氏の行動については「(職務として)担当する場所をしっかり把握することは何ら問題はないと思う」との考えを示した。
【関連記事】
▼河野発言「子の貧困」違和感の正体 記者が感じた熱意と危うさ