性の多様性の尊重 候補者18人が公約に 那覇市議選で市民団体アンケート


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 セクシャルマイノリティーの支援や講演活動などに取り組む市民団体「てぃーだあみ」は8日までに、11日投開票の那覇市議会議員選挙の候補者に実施した那覇市政における「性の多様性の尊重」に関するアンケート結果を発表した。立候補予定者65人(6月末時点)のうち、30人が回答した。宛先不明で連絡が取れなかった候補者が4人いた。選挙公約に「性の多様性の尊重」に関する事項を含むかどうかを問う設問に対し、18人が「ある」、9人が「無い」、3人が「検討中」と答えた。

 アンケートでは、市が取り組む「性の多様性の尊重」に対する考えなどについても質問した。結果はてぃーだあみのホームページで公開している。

 共同代表の竹葉梓さんと山城彰子さんは「候補者がLGBT施策に具体的にどう取り組もうとしているのか、今回のアンケート結果を参考にしてほしい」と呼び掛けた。