【宮古島】新型コロナウイルス感染防止で沖縄県の緊急事態宣言期間が延長されたことを受け、宮古島市の座喜味一幸市長は9日、観光客の来島自粛を改めて呼び掛けた。市役所で会見し「やむを得ず来島する場合はワクチンを接種して、出発地PCR検査や空港PCR検査で陰性を確認し、島へのウイルス侵入防止に協力してほしい」と訴えた。
宮古島市内は直近1週間で、感染者ゼロの日もあるなど低水準で推移していた。しかし9日は10人の新規感染者が確認された。
座喜味市長は市民に対しても島外へ渡航した際には帰島前にPCR検査を受けるよう呼び掛けた。「一日も早く日常を取り戻し、安心して観光客を迎え入れるためにも油断してはいけない」として感染対策の徹底を求めた。